福岡市内で進めている飲食店の現場も順調に進んでいます。
今回の現場では、丸太の根石を京都の「鞍馬石」を使用しております。「鞍馬石」は鉄錆を帯びた花崗岩で、京都市北部「鞍馬」で産出される極めて採石量が少ない石材。時間の経過とともに酸化し茶色い色味がでてくることが特徴なので、先の経年変化が楽しみな石です。
この根石の形状に合わせて、丸太の下面を加工することを「ひかりつけ」と言いますが、ここにも職人技が。
石の自然の形にピッタリとあっていて、あー素晴らしい。
石についているチョークの下部分は、三和土(たたき)に埋もれてしまう部分でお店ができてしまうと結局石の半分上しか見えなくなることになりますが、最終的に見える石の形を想像しながらの石選びにも、職人技が光っているのです。